ジャニーズときどき趣味のおはなし

ど新規ジャニオタのゆるゆる日記です

夫とジャニーズ

人によっては「彼氏とジャニーズ」とか「彼女とジャニーズ」「妻とジャニーズ」なんじゃないかと思われるが、これ、ある種気になるトピックではなかろうか。

 

彼氏彼女、もしくは妻夫がアイドルなり俳優なりモデルなりのファンだ、というのは複雑な心中を想像させやすい状況だ。

特にジャニーズと言えば天下のイケメン事務所、親しみやすいキャラのタレントもおり、また全員が全員世が世ならゼウスに攫われていたというレベルの美少年美青年というわけではないとは言え、全員が全員平均よりは遥かに様子のいい見た目をしているわけで、世の男性としてはコンプレックスを刺激されることだろう。

データを取ったわけではないので想像に過ぎないが、ジャニーズが出ているドラマを妻が見ていたからといって嫉妬する男性は少ないだろう。だが、「コンサートに行く」「ファンクラブに入る」「服フックに服を着せて楽しんでいる」「本人不在の誕生日会を企画した」「遠征、全通した」あたりになってくると微妙な心持ちが増してくる。

さて、我が家はというと、交際当初夫はジャニーズがあまり好きではなかった。

イケメンだからだ。

世の男性の常なのだろうが、学生時代にイケメンにきれいな女の子を奪われているので、ほとんど本能的な反感があるのだ。私もわかっていたので結婚するまでジャニーズへの好感については口にしなかったのだが、結婚するとそうもいかない。

おっとりした性格の男なので、激昂して禁止するというようなことがないのは確信していたが、じっくりとならした。

曲がいい、歌が上手い、コンサートが楽しい、演出が素晴らしい、いろんなことを言ったが、一番気をつけて発信したのは彼らが努力家であることだ。

シビアなジュニアの世界のことや、デビューに辿り着いたドラマチックな展開など。人は物語に弱いのだ。挫折、絶望、友情、逆転劇。

男に男の美しさを説いても理解は得づらいが、日本人は苦労話に弱い。

あのイケメンたちは、イケメンでめちゃめちゃ女にモテるが、頑張って苦労してやっと光の中にいるのだ、と思うと、本能的敵視から、「友達にはなれないけどあいつはあいつで凄い」くらいになる。

そうなるとコンサートに行くので週末いません、などしても「イケメンに熱を上げて心の浮気か?」とはあまりならない。

 

夫はジャニーズ系ではない。

ぱっちり二重の綺麗な目をして、非常に感じのいい人だが、イケメンと呼ばれたことはないと思う。

私はアイドルに関してはあっさりした涼しげな顔立ちを好むくせに付き合う男はみんな沖縄系の顔をしている。

夫にはまっすーもはまちゃんも見せたことがある。夫としては微妙そうだった。彼の中のイケメンのクライテリアには「ぱっちり二重であること」「目が大きいこと」というのがあって、塩顔好きな私のアイドルは彼のイケメンスタンダードをクリアしない。

まぁそれは良いのです。

世界中の人が全て同じ顔を好きなわけではないから。

 

夫に対するマナーとして私が守っているのは

 

1.自担と夫を比較して夫を落とすようなことを言わない

2.世界一かっこいいなどと言わない

3.目の前でキャーキャー騒がない

4.夫婦の記念日や夫の大切な日は彼を優先

 

平凡なことですが、最低限だと思っています。